親としては、子供の可愛い表情の写真をたくさん撮影して思い出として残しておきたいと思うものです。しかし、親がカメラを構えて撮影しようとすると、カメラの方を向くのではなく別の方を向いてしまう、といったことはよくあります。さらに、カメラを構えると撮られるのを嫌がってその場から逃げ出してしまう子もいたり、なかには大声で泣き出してしまう子もいます。子供の成長はあっという間ですので、いい写真が残せないのは親としてはとても残念です。
では、どうすればいいでしょうか?それは、カメラを意識させないということです。親が「カメラの方を向いて」とか「笑って」というとカメラ嫌いな子供は余計に写真を撮られるのが嫌になってしまいます。また、親の要望になかなか応じてくれないときに、親が怒鳴ったり怒ったりすると余計に撮影できません。それで、良い写真を残したいのであれば子供の自然な表情や仕草を撮影しましょう。
たとえば、公園で滑り台を楽しそうに滑っている様子、お友達と砂場で遊んでいる様子、ままごとをしている様子などを撮影しましょう。子供は自分が好きなことをしているときは、自然と笑顔になるものですのでこういった瞬間を逃さずに狙うようにしましょう。また、笑顔の写真ばかり撮るのではなく、転んで泣いているところ、お友達とけんかしてふくれた顔をしているところ、何かに夢中になっているところ、こういった瞬間もカメラにおさめておきましょう。