「小1の壁」という言葉をご存知でしょうか?幼稚園や保育園に通われていたお子さまが、小学校へ入学されたとき環境の違いに戸惑ってしまう、ということが多々あります。子どもたちは5歳ぐらいまでの時期なら遊ぶことをメインとして大半の時間を過ごすものです。長時間椅子に座って人の話を聞くということにまだ慣れていない子どもたちにとって、学校という場所は非常に窮屈に感じられるものなのかもしれません。そこで小学校へ入学する前に、今までの環境とのギャップをできるだけ小さくするために必要なのが幼児教育です。

早い段階から小学校での授業に備えて準備をしておくことが大切なのです。幼児教育とはいっても、まだ3、4歳のお子さまがいきなり長時間座って講義形式の授業を受けるということはできませんので、集中力が続く範囲で軽いアクティビティをするということが望ましいでしょう。徐々に集中できる時間をのばすことで、お子さまが小学校へ入学されたときにスムーズに環境に適応できる能力を養うことができるのです。ただ、ここで大切なのはお子さまに無理をさせないことです。

幼児教育でストレスが溜まってしまっては元も子もありませんから、お子さまのペースに合わせて進めていかれることをおすすめします。また、できるようになるまでにかかる時間には個人差があります。「うちの子はどうしてこんなに集中できないのかしら・・・?」と悲観的に考えるのではなく、心に余裕をもって見守ってあげることが大切です。

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